阿波番茶

　夏場に飲む冷たいお茶と言えば、麦茶が代表的だと思うのですが、私にとっての冷たいお茶と言えば「番茶」。厳密に言えば「阿波番茶」です。徳島育ちだった事と、母親が麦茶より番茶な人だったので、夏場のお茶は番茶でした。友達の家は麦茶派が多かったので、子供の頃は麦茶が羨ましかったなぁ。大学時代、夏休みは実家に帰っていたので、夏場のお茶は当然番茶だったし、社会人になっても一人暮らしの頃は、一人で一日に消費する量を考えると湧かすのも勿体ない*1ので、ペットボトルで済ましていたので、夏場のお茶についてはあまり気にしていませんでした。で、結婚して、ペットボトルのお茶より湧かした方がお得と言う事になって、いざスーパー等にお茶を買いに行って初めて「番茶が売ってない！」ことに気がつきました。で、職場のお昼休みに先輩方に話を伺うと、番茶ってどんなお茶？と逆に話を聞かれるはめに。ましてや関西圏の話ではなく、徳島ローカルな話だと知ったのはここ数年の話です。実家に帰った時、徳島のとある道の駅で、懐かしさのあまり番茶のティーパックを買っていたのを見ていた父が、阿波番茶を送ってくれたので、昨年、今年の夏は番茶三昧の夏でした。が、相方が「オレの思っている番茶とちゃう」とのこと。あまり好きな味ではないとも言われた……が〜ん！　まぁ、相方とは熱い日本茶についても好みが違うし、仕方ないと言えば仕方ないか……。とはいえ、今後は我が家は麦茶かなぁ…。(T-T)

*1:お茶は一日以上置いておくと毒、と教えられてたもので…