あねごんの気の向くままに

あねごん(Twitterではぐっぴぃ)の気が向くままに綴るBlog的なもの

マツケンサンバ

良く行くサイトさんのTOPがマツケンサンバ仕様になってたり、姪っこの保育園でDVD探してるので貸したり(持っとるんかい)、久々に友達からメールが来たと思ったら「マツケンサンバ、初めてフルで見たよ」という内容だったり、この頃、妙にマツケンサンバづいています。

このマツケンサンバ、私、8年程前に生で見ました。母が健さんファンで、一緒に大阪歌舞伎座松平健公演に行く相手が急に行けなくなったので、急きょピンチヒッターで行ったんです。
1部はしんみりと時代劇、第二部の「唄う絵草紙」も普通に演歌やムード歌謡っぽいのが続いていたのに、いきなりあのメロディーですよ。あの音楽に合わせて、町人姿の男女が桜の枝を持って、わらわらと現れるではありませんか!!そして、松平健、全身紫のラメ、しかも背中に銀ラメで「松平健」と刺繍いりの着物で登場…。周囲の皆様は、場慣れしてるのか、何の違和感もなく手拍子しています。
しかも、あの悪代官で有名な川合伸旺さんや、遠藤太津朗さんまでも、桜の枝を持って健さんの隣で踊ってるんですよ。
今でこそ、マツケンサンバは、そういうもんだと思って見られますが、何の予備知識も全くなく、いきなり松平健が自分のことを「マツケン」と唄うのを平然と聞けますか?上様の「恋せよセリョリータ」と唄いながらの流し目を平然と受けられますか?…もう、茫然自失です。
公演が終わり、ようやく正気を取り戻して、やっと母に一言尋ねました。「毎年、こんなん?」母、答えて曰く「今年は、去年より地味かな…」……毎年どんなことやってんねん!そう思わずにはいられなかった瞬間でした。
で、今年、マツケンサンバがCD化、おまけDVD付きと言うのを聞いて、即ネットで予約、 親知らずを抜いて、安静にと言われているのに、何度も見てしまったマツケンサンバ。初めて見た時ほどの衝撃はなかったですが、究極のエンターテイメントだと思います。
ちなみに、最初はバカにしていた相方、エライ気に入ったらしく、最近はカラオケで必ず唄ってるらしいです。そこまでやるなら、ちゃんと踊りや。