あねごんの気の向くままに

あねごん(Twitterではぐっぴぃ)の気が向くままに綴るBlog的なもの

修善寺行ってきました!

伊豆旅行、行ってきました。一泊二日で、ルートは、韮山反射炉修善寺→沼津、いいリフレッシュになりました。

車で移動。東名高速を使わず、首都高→横浜新道→1号線→西湘バイパスと地道&有料道路を使ったので、至る所で渋滞に巻き込まれました。
西湘バイパスの手前で渋滞に掛かっていた時、助手席にて道路地図を見ていた所、鎌倉が茅ヶ崎よりも東なのに気付いて、ちょっと感動。 未だに関東の地理勘が掴めていません。
地図を見ていた所、鎌倉の東に朝比奈があるのを発見。相変わらず「遙か」に毒されているので、 思わず「をぉ!九郎さんがダキニテンと闘った朝比奈って、こんな所にあるんや」とアイタタ発言。 相方「あんた、終わっとるわ」と心底呆れた顔…。ごめん、渋滞で疲れてる時に、追い討ちかけて…。
思ったよりも時間が掛かってしまったので、十国峠ドライブインにて軽く昼食。天気はイマイチよくなくて、富士山は全く見えませんでした。昨年、一昨年ととても綺麗に富士山見えたのに、残念でした。

15時過ぎに、目的地の韮山反射炉に到着。
幕末期、幕府の武器鋳造施設として作られたのが、この韮山反射炉。 幕末期には、他の雄藩でも反射炉が作られたが、現存する反射炉は、萩の反射炉とここ、韮山反射炉の2つのみ。 しかも、完全な形で残っているのは韮山だけと言う事で、3年程前、萩で反射炉を見て以来、相方共々ずっと気になっていたのでありました。
現在の韮山反射炉は、国の指定史跡で、文部科学省の管轄になるらしいので、萩の反射炉よりも保存状態が非常にいいと思います。 補強の為の鉄骨が、正直邪魔だと思ったり。しかし、パンフの説明に寄ると、大正期の震災で煙突部分が倒壊したとのことで、史跡を守っていく上では、致し方ない事だな、とも思ったり。
反射炉の反射の意味が、イマイチよく分かってなかったのですが、やっぱり百聞は一見にしかず、見て納得できる部分もありました。
土産売り場で「反射炉ビア」なる地ビールを発見。4種類あったのですが「反射炉ビア・頼朝」はともかく「反射炉ビア・大吟醸政子」って…。頼朝より政子さまの方がグレード高いってどう言う事よ。(北条政子を政子さまって呼んでしまうのは、やっぱり遙か3の影響か…)
旅館のチェックインが17時で予約してたので、韮山では反射炉のみで修善寺へ移動。 後でパンフとか見てたら、韮山って頼朝&政子さま所縁の地だったのね。もうちょっと回ったら良かった。

修善寺は、頼朝なき後の源氏の政争の舞台となった所。 泊まった旅館が、鎌倉2代将軍、源頼家墓所が近かったので、夕食までの空き時間に見に行きました。 頼家の墓所の隣には、政子さまが頼家の菩提を弔う為に立てた指月殿がありました。 頼家は、入浴中に湯舟に漆を流し込まれた上で暗殺されたとか。 自分の身内によって、自分の子供が謀殺されていくのを、どんな思いで政子さまは見ていたのだろうか、と思わずに居られませんでした。
頼家の墓所の奥に、なぜか義経像があるそうです。昨年の台風の所為で、通行止めだったので見られませんでしたが。 もし、義経が奥州で死ななかったとしても、別の謀略できっと命を落としていただろう、そう思わずには居られない、頼家の墓所参りでした。
夜は、豪勢な料理食べて、温泉浸かって、マッサージ頼んで、幸せ〜、な気分で寝ました。
翌日は、お昼まで修善寺の観光。修禅寺に行った所、本堂工事中でした。がっくり。 宝物殿(正しくは瑞宝蔵)を見学。頼家の遺品(馬具)、政子さま直筆の署名、頼家の子、公暁の血写経など、 興味深いものがたくさんありましたが、修禅寺の本尊、大日如来像が工事中の為、瑞宝蔵にて公開されていて、 ガラス越しとは言え30CMくらいの至近距離で拝むことが出来たのは、本当にラッキーと言うしかありません。めちゃよかった。
お寺の後は、弘法大師が独鈷でえいや!と掘ったら沸き出したと言う、「独鈷の湯」を見に行く。 四国育ち(一応、義経所縁の地でもある)なので、八十八ケ所参りの土地柄か、弘法大師の逸話を良く聞いていたのだが、 四国からこんな離れた伊豆で、弘法大師の話があるのは、正直びっくり。 昨年の台風で、独鈷の湯を囲っていた屋根の部分が流れてしまったらしい。
そのまんま、ぼ〜っと修善寺を散歩。12時頃に、お蕎麦を食べる。修善寺で蕎麦を食べると、修行僧と同じ功徳があるらしい。 修禅寺で修行している修行僧の苦労っていったい…。

  • 沼津〜自宅

海沿いの道を通って、沼津へ移動。山道だったので、ちょっと気分が悪くなる。 沼津で、千本浜でぼ〜っと海を見た。なんもない海をぼーっと見るのは好き。 その後、沼津港で、アジと太刀魚の干物を買って、夕食でお寿司とさざえのつぼ焼き食べた。 帰りは東名に乗って、一路、自宅まで。楽しかった〜、旨かった〜、と相方共々、大満足の2日でした。